無題

早々に書くことがなくなった。無論嘘であり、書きたいこと、というより書かねば気が済まぬようなことは山ほどある。だがそれはその内容から言って闕語法でもって語られるほかあるまい。そこまでする気力はない。

気分が好転すれば例の新海の新作について批評めいたものを書いてもいいかもしれない。一応それらしきものは公開直後にメモ帳にしたためてあるのだが、とても仕上げる気にはなれないし、公開する意義も感じない。どうせ大した内容でもない。杉田俊介の評よりはマシだとは思いたいが。

ツイッターのbioで社会思想家を自称しているがこのような状況下で社会のこと(僕─社会─世界なる構図における中間項としての社会)などいかにして考えうるというのか。普段だって単に社会思想や批評に関心があるだけで、現実の政治や社会問題など鼻で笑っているだけなのだが、もはやそのように鼻で笑う気にもなれない今、社会は完全に後景に退いた……「社会は存在しな」くなったと言ってよい。そんなわけで「精神的に安定してるやつが能天気に批評とか言ってンだろ?」と投げ槍に言うに至る。まあなんだっていい。事情を知る人からしたらどうせ去年の反復だ。ただし、一度目は喜劇として、二度目は悲劇として、なのだが。


相変わらず内容がない。よく考えたらブログ書く意味も特になかった。