無題

今は何に関しても冷静に語れる気がしない。傷口は自ら(あるいは外から?)拡げられ、黒い血が流れ続けている。

今月初めに彼女に振られたと言った。その際の経緯というか過程というか起きていたことというかがあまりに悲惨きわまりないものであったことももう書いた。

俺は失恋の傷をかなり引きずる人間だ。かつて付き合っていた女に振られたときは回復に丸々一年はかかった(関係が一年以上続いたのでその正確な反動かもしれない)。

しばらく経って落ち着いて、記憶も風化し始めたら、このブログでその経緯とやらを語るときが来るかもしれない。だがブログで公にするにはあまりに、あまりに悲痛な内容なので、もし回復したところで何も言えない気がする。……果たしてそれまで正気を保てるか?

最後に一つ。全然関係ないことを言う。

俺は俺が俺であることを誇りに思っている。



追記。
そういえばもう残暑の季節になるらしい。去年は謎の資金力で一週間も八重山に行けたからよかったものの(去年も夏に失恋したので結果的に傷心旅行となった)今年は本当に金がないのでどこにも行けない。来週か再来週茨城の祖父の家に行くぐらいか。あと来月はゼミ合宿もあったっけな。親からそのぶんの金だけぶん取って適当な理由つけて休んで京都に行きたい。関係ないがenvyのleaden wingに「飛ぶことの出来る虫と飛べない僕ら」というなかなかに青臭い歌詞があるが(初期のenvyの青臭さが俺は好きだ)、あれは虫みたいな奴ほどなぜか飛べる(飛躍できる、たとえばコミュニケーションなどにおいて)のに人間のはずの僕らはなぜ……というようにも読めてそれはそれでいいなとこないだ思った。